中国商務部の束珏婷報道官は2日の定例記者会見で、中国は現在、都市部「15分間生活圏」の建設を全面的に推進していると紹介しました。

商務部によると、各地が地域の状況に合わせた措置により、自主的に活動内容と時期を決め、広範な小売企業と決済プラットフォーム、EC企業をコミュニティーに進出させ、住民ニーズに応じてそれぞれ特色のある優遇や共同購入活動を展開するよう誘導し、品質本位の商品やグリーンスマート家電、家の改修などのビジネスのコミュニティーへの進出を支援し、グルメフェスティバルなどの体験イベントを行い、住民には「家の門口」で流行を体験してもらい、品質本位の商品やさまざまな食を楽しんでもらうと説明しました。

束報道官はまた、「飲食企業とコミュニティーの食堂による高齢者食事支援サービスを展開し、高齢者の食事の利便化を支援する。内装や引っ越しの必要がある住民に向け、コミュニティー内での一時保管場所の設置を支援する。専門的な回収や現場取り引き、委託販売などの方法を通じて、住民の家にある遊休品の処理を助ける。再生資源の回収などの公益宣伝を展開し、グリーン、省エネルギー、安全的な消費理念を提唱する」と紹介しました。（提供/CRI）