CRI online 2023年11月3日(金) 17時50分
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王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長は2日、ヨルダンのサファディ副首相兼外務・移民大臣と電話会談しました。
王外交部長はまず、「中国はガザ地区の難民キャンプへの襲撃を強く非難する。パレスチナとイスラエルの民衆の命は同等に重要で、これに対していかなるダブルスタンダード(二重基準)も実行すべきでなく、人道災害はこれ以上続くべきではない」と中国の立場を示しました。
また、王部長は「中国はアラブ諸国の停戦、平和維持という重要な主張を支持している」と強調した上で、今月の安保理輪番議長国である中国の取り組みについて、「各側と緊密な意思疎通と協調をおこない、情勢の早期沈静化に向けて、全力で安保理の共通認識を結集させていく」と述べ、段取りとして「まず、全力で停戦を実現させ、人道支援ルートのスムーズ化を確保しなければならない。同時に、より権威的な国際会議を早急に開き、イスラエルとパレスチナとの間の領土紛争解決方案の一つである『二国家解決』の再開と実行について新たな共通認識を構築し、具体的なスケジュールとロードマップを制定する必要がある」と指摘しました。
サファディ副首相兼外務・移民大臣は、パレスチナ問題で正義を堅持し、国連総会の緊急特別会合で決議採択を支持した中国に感謝の意を示した上で、「平和は唯一の選択だ。ヨルダンは民間人を傷つけるすべての行為を非難する」とし、一刻も早く停戦し、ガザ地区に人道支援物資を輸送するよう呼びかけました。そして、中国と共に「二国家解決」の実行を推進し、域内の平和と安定を維持したいと強調しました。(提供/CRI)
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2023/11/3
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