Record China 2023年11月6日(月) 15時0分
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卓球のWTTチャンピオンズ・フランクフルト、男子シングルスで台湾の林昀儒が優勝した。写真は微博のWTT公式アカウントより。
卓球のWTTチャンピオンズ・フランクフルト、男子シングルスで台湾の林昀儒が優勝した。台湾メディアの三立新聞網は6日、「中日の主力3選手を立て続けに斬った」と報じている。
WTTチャンピオンズは、世界ランキングトップ30とワイルドカード2選手の計32選手で争う大会。
世界ランキング12位の林は、準々決勝で日本の張本智和(世界ランキング7位)に3-1(13-11/9-11/11-8/11-4)で完勝すると、準決勝では中国の王楚欽(ワン・チューチン。同2位)に4-2(11-7/11-13/6-11/11-7/11-7/11-2)で勝利。そして、決勝は中国のレジェンド・馬龍(マー・ロン。同3位)との戦いを4-1(7-11/11-7/13-11/12-10/12-10)で制し、見事優勝を果たした。
三立新聞網の記事は、「林は中日の3人のトップ選手を破り、キャリア最高の成績を収めた。この成績は中国メディアに衝撃を与えた」とし、網易体育や捜狐体育といった中国本土のスポーツメディアが「馬龍を倒したことでますます自信を付けている。今後中国選手との対戦でさらに脅威を増すだろう」「準決勝で王楚欽、決勝で馬龍を破り優勝。彼は男子シングルスで(中国の)最大のライバルだ」などと相次ぎ報じたことを紹介した。
また、「決勝の第5ゲーム序盤に2-4でリードされた馬龍がタイムアウトを取り、コーチに付いた王皓(ワン・ハオ)からは『相手(林)のミスを待て』との指示があったものの、中国の卓球ファンからはツッコミが相次いだ」とし、「林昀儒はあの時ますます勢いづいており意味のない指示だった。むしろコーチなど付けず、馬龍に一人で冷静になる時間をあげた方が良かった」との声が上がっていたことを併せて伝えている。(翻訳・編集/北田)
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