2014年8月7日、韓国・聯合ニュースによると、韓国外交部は6日、中国で死刑判決が確定していた韓国人の男2人に対し、刑が執行されたと発表した。人民網が伝えた。

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中国で死刑判決を受けた韓国人に対し、実際に刑の執行が行われたのは2004年以来10年ぶりとなる。 男の1人は2010〜2011年、北朝鮮から中国に計14回にわたって覚せい剤14．8キロを密輸。もう1人の男はこれを数回に分け韓国内の組織に転売した。

報道によると、中国側は7月28日に瀋陽にある韓国総領事館に死刑執行の日時を伝えた。韓国政府は外交ルートを使い「韓国は中国司法部門決定を尊重するが、人道主義的な観点から2人の死刑を免除してほしい」と繰り返し要請していたが、中国側は「韓国側の立場は理解するが、中国人も外国人も同様に処罰している。特定の国に例外をつくることはできない」と拒絶したという。（翻訳・編集/TK）