CRI online 2023年11月7日(火) 18時50分
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広西チワン族自治区柳州市で今年33例目の臓器提供のための摘出手術が11月5日、柳州市人民病院でおこなわれました。
中国南西部の広西チワン族自治区柳州市で今年33例目の臓器提供のための摘出手術が11月5日、柳州市人民病院でおこなわれました。ドナーは柳州職業技術学院建築工学装飾学科の3年生、トウ興燕さんで、20歳になったばかりです。興燕さんの提供した心臓、肝臓、肺、2つの腎臓によって、5人の臓器不全患者は命が助かりました。
興燕さんは10月27日、交通事故で柳州市人民病院に搬送され、知らせを受けた父親のトウ連福さんはすぐに広東から柳州に向かいました。興燕さんは大けがをし、治療費が高額なため、父親は社会に寄付を求めるしかなく、一家を支援した人は3000人以上に上りました。しかし、残念なことに、興燕さんは治療のかいなく、医師に脳死と判定されました。
あまりにも悲しんだ家族は熟考の末、興燕さんの心臓、肝臓、肺、2つの腎臓を提供することにし、興燕さんの命を別の形で継続させるとともに、必要とする人を助けようとしました。興燕さんの親族が5日午後、病院で送別会を開き、そして医療関係者は臓器摘出手術の後、遺体にお辞儀をして別れを告げ、その善行に心から敬意を表しました。(提供/CRI)
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