世界インターネット大会烏鎮サミットが8日、中国東部の浙江省嘉興市の烏鎮で開幕しました。今年は世界インターネット大会烏鎮サミット開催10年目で、大会ではインターネット技術の最新成果が集中的に展示されるほか、多くの注目を集めるイベントが行われる予定です。

今年の大会は「包容・普遍的に恩恵を受けられる・強靭（きょうじん）性のあるデジタル世界を建設——手を携えてサイバー空間の運命共同体を構築」をテーマとしています。全体会議のほか、グローバル発展イニシアチブ、人工知能（AI）、計算力ネットワーク、未成年者のネットワーク利用に関する保護などの課題を巡って20回の分科フォーラムが開催され、世界各界の代表が焦点となる問題について話し合います。

大会の重要なイベントの一つとして、「インターネットの光」博覧会には、48カ国から580社以上の国内外企業がオフライン、オンライン形式で出展し、100回近くの新製品・新技術発表イベントが催され、最先端の科学技術成果や人工知能、メタバース、ビッグデータ、ネットワークセキュリティなどの分野における新技術が集中的に登場します。

2022年、世界インターネット大会はインターネット分野の国際的盛会から常設国際組織に発展し、現在、世界25の国と地域から130近くのインターネット分野の企業や機関、個人が会員になっています。（提供/CRI）