Record China 2023年11月11日(土) 15時0分
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9日、観察者網は、湖南省の小学校で出された給食に「ネズミの頭が混入していた」とのクレームがあり、当局が調査した結果、食材として用いられたウサギの頭であることが判明したと報じた。資料写真。
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2023年11月9日、中国メディアの観察者網は、湖南省の小学校で出された給食に「ネズミの頭が混入していた」とのクレームがあり、当局が調査した結果、食材として用いられたウサギの頭であることが判明したと報じた。
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記事は、中国のSNS上でこのほど、同省懐化市にある小学校の食堂で「ネズミの頭が混入した食事が提供された」との書き込みが寄せられたと紹介。書き込みに付された写真にはネズミの前歯のような白いものや、白い毛を持つ物体が写っていた。書き込み主は学校側から「これはウサギの頭だ」と説明されたものの納得がいかず、現地当局に報告して調査結果を待っているところだとコメントしていた。
その後、同小学校を管轄する現地の教育局関係者が9日に「保護者から7日に訴えがあり、直ちに職員を学校に派遣して調査を行った。メニューを調べたところ、問題が発生した当日はメニュー改善の取り組みの一環としてウサギ肉を使った料理を出していた。保護者はウサギの頭をネズミの頭と誤認した可能性がある。学校側はすでに教員が保護者の家を訪れ説明を行った」とコメントした。
中国では各地でしばしば食堂の料理やスーパーの惣菜などからネズミの頭などの異物が混入する騒動が発生しており、6月には江西省の学校食堂、重慶市の病院の食堂で相次いで料理にネズミの頭が混入していたことが発覚。しかも江西省の学校食堂については市場監督当局が当初「ネズミの頭ではなくアヒルの首」と説明し、後から「ネズミなどげっ歯類の頭」と修正する事態も発生し、当局による調査の信頼性も含めて安全に対する懸念の声が出た。
今回の件について中国のネットユーザーは、「写真を見る限りは確かにウサギのようだが…」「ウサギだったから問題ない、という話なのか?」「ウサギとネズミで何が違うというのか」「そもそも毛の付いた頭が混入していること事態が問題」「ウサギの肉は普通頭をカットした状態で仕入れられるのでは」「混入して調理されてしまえばウサギの頭かネズミの頭かなんてわからないと思う」「食材としてのウサギだから問題なかったとしても、わざわざ給食にウサギを使わなくてもいいじゃないか」「実は『鼠兎』(ナキウサギ)だったりして」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)
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