2023年11月9日、韓国・世界日報は「韓国人女性が東京の居酒屋でぼったくり被害に遭い、警察まで呼んだというエピソードが投稿された」と伝えた。

日本旅行関連コミュニティーに同日、「東京の居酒屋でぼったくり詐欺に遭った」と題する文章が投稿された。

それによると、女性は東京旅行最終日の3日夜、日本語の話せる知人とホテルの近くにある居酒屋を訪れた。2人はそこでコロッケ、鮪の刺身、キャベツサラダ、生ビール1杯、サワー5杯を頼んだ。しかし会計時に提示された金額は1万6000円と予想より高く、テーブルチャージ料が含まれるとしても違和感があったため、明細を見せてほしいと頼んだ。確認するとアルコールを16杯注文したことになっており、抗議するも店員の態度が横柄だったため、横のテーブルに座っていた日本人客の協力を得て警察を呼んだという。

警察が確認した結果、支払うべき金額は1万1500円だった。女性は「日本でこんな目に遭ったのは初めて」とし、「今後お酒を飲むときは必ず食べたものを撮影しておき、レシートと見比べてチェックしなければならない」と強調。「店長は腕を組んでこっちを見ながらたばこを吸っていた。謝罪は期待もしていない。この店には行ってはいけない。店長が一言謝ってくれていたらよかったのに、私の日本旅行が台無しになった」とつづったという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「日本が変わりつつある証拠。昔はそんなことなかったのに」「日本人は親切なことで有名だったのに。やっぱりどの国も同じなのか」「日本でも毎回レシートを確認しないと。特に日本語が分からない外国人は狙われやすいから気をつけて」などの声が寄せられている。

その他「それでも日本はぼったくりが少ない方」「韓国では飲み会をすると毎回と言っていいほどぼったくられる」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）