中国の謝鋒駐米大使は9日、香港「中米フォーラム」に招待され、ビデオメッセージを発表しました。

謝大使は、「習近平主席とバイデン米大統領が先導し、双方の共同努力の下、近ごろ中米関係は下げ止まり、安定化に向けた前向きな兆しが現れている。双方は中米が対話を維持することが有益かつ必要であると考え、中米関係ができるだけ早く安定し、良くなることを希望し、サンフランシスコ首脳会談の実現に向けて共に努力することに同意した」とし、「サンフランシスコ首脳会談に向かうためには、バリ島で達成した共通認識に戻り、両国首脳のバリ島会談における重要な共通認識を着実に実行する必要がある。全過程の管理をしっかりとおこなう必要があり、対話前に良好な雰囲気を醸成し、対話中にプラスの成果を蓄積し、対話後に着実に推進・実行しなければならない。米国側は中国側と歩み寄り、行動で妨害を排除し、意見の相違をコントロールし、誠意をもって対話を強化し、協力を展開する必要がある」と表明しました。（提供/CRI）