11月10日、米国のフィラデルフィア管弦楽団訪中50周年を記念するコンサート「半世紀を超えた友情」が北京で開催されました。中国共産党中央政治局委員で中央宣伝部の李書磊部長はコンサートに出席し、フィラデルフィア管弦楽団のマティアス・タルノポルスキー総裁兼CEOに宛てた習近平主席の返信を代読し、スピーチを行いました。

李部長は、「この返信は、習主席が中米両国の人的・文化的交流の深化を高度に重視し、中米の全方位的な文化交流・協力の開拓に切実な期待を寄せていることを表している」と述べた上で、「これまで、文化交流と相互学習は中米の国民の心のふれあいを促し、両国関係にしっかりとした国民感情の土台を築く上で、常に持続的かつユニークな役割を果たしてきた。中国は米国や世界各国の文化機関や芸術家と共にグローバル文明イニシアチブを共に実践し、文化交流を強化していきたい。中米の文化・芸術界の友人たちが手を携えて、文化の面から中米の人々の相互理解を深め、互いの好感度の向上に寄与することを望んでいる」と話しました。　

なお、今回のコンサートは文化旅遊部が主催し、中国対外文化交流協会、中国人民対外友好協会、米国務省が後援し、フィラデルフィア管弦楽団、中国交響楽団、米国アジア系パフォーマンスアートセンターが共演しました。（提供/CRI）