太平洋をまたぐ音符が中米の友情をつなぐ―北京市

CRI online    2023年11月12日(日) 22時40分

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10日、フィラデルフィア管弦楽団の訪中50周年を記念するコンサートが国家大劇院で上演されました。

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10日、フィラデルフィア管弦楽団の訪中50周年を記念するコンサートが国家大劇院で上演されました。1973年以来、フィラデルフィア管弦楽団は中米両国間の理解と友情の増進に重要な貢献をしてきました。今回の訪問は管弦楽団と中国人民との間の半世紀にまたがる音楽的友情の継続を示すものとなりました。

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1973年、フィラデルフィア管弦楽団は初めて訪中し、歴史上の中米関係の氷を砕く「文化の使者」となりました。その後、同楽団は12回にわたり中国を訪れ、中国音楽界の大きな変化を目撃しただけでなく、中米民間の友情を音符を通してつないできました。

同管弦楽団のマティアス・タルノポルスキー(Matias Tarnopolsky)総裁兼CEOは訪問前、習近平国家主席に手紙を送りました。その中で、タルノポルスキー氏は「巡回公演はより深い文化交流となるだけでなく、中米二国間外交関係における重要な一里塚だ。フィラデルフィア管弦楽団と中国の間には特別な絆があり、それは人と人とのつながり、絆、理解を築く音楽の力を象徴している」と示しました。


習主席は、タルノポルスキー氏への返信の中で「音楽は国境を越え、文化は橋を架ける。フィラデルフィア管弦楽団が中米を含む世界各国の芸術家と共に、文明の平等、相互参照、対話、包容を堅持し、緊密に交流・協力し、芸術の繁栄を促進し、中米間の人的交流と各国人民の友好のために新たな一ページを作り出すことを期待している」と強調しました。

今年6月以降、習主席は何度も米国側の友好人士と会見し、返信の書簡を送り、中国側の中米人的・文化的交流再開の誠意と決意を表明しました。喜ばしいことに、このところ両国の地方、民間、文教、シンクタンクなどの分野で交流が再び活発になり、中米関係の安定回復に重要な役割を果たしています。

習主席がこのほど中国を訪問したカリフォルニア州のニューソン知事と会見した際に指摘したように、中米関係の基盤は民間にあり、希望は人民にあり、未来は青年にあり、活力は地方にあります。米国が中国を最も主要な競争相手であり、最も重大な地政学的課題であるという見方を変えない状況の下、人的交流が中米関係において果たす役割はますます重要になるとみられます。


フィラデルフィア管弦楽団の中国訪問50周年記念コンサートが行われたその夜、中国外交部は習近平国家主席がバイデン大統領に招かれてサンフランシスコで行われる中米首脳会談に臨むほか、アジア太平洋経済協力会議第30回非公式首脳会議に出席すると発表しました。(提供/CRI

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