人民網日本語版 2023年11月13日(月) 19時30分
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中国が完全に独自の知的財産権を持つ18MW直接駆動方式洋上風力発電ユニットが10日、福建省に位置する東方電気風電(福建)有限公司の生産拠点でラインオフした。
中国が完全に独自の知的財産権を持つ18MW直接駆動方式洋上風力発電ユニットが10日、福建省に位置する東方電気風電(福建)有限公司の生産拠点でラインオフした。新華網が伝えた。
洋上I類風速エリア向けに開発された18MW直接駆動方式洋上風力発電ユニットは、その基幹部品のブレード、発電機、変流器、変圧器などが完全に国産化されており、風力発電産業チェーン全体の協同発展と技術の進歩を推進している。業界初の全国産業化集積型デュアル駆動可変ピッチシステムを採用しており、超大型風力発電ユニットの可変ピッチ伝動の機械的負荷を効果的に改善し、使用寿命を延長できる。
東方電気風電の葛紅兵(ガー・ホンビン)総経理は、「18MW直接駆動方式洋上風力発電ユニットは発電量が多く、運営・メンテナンスが簡単で、深海・遠洋で大規模に推進・導入される。これは国のエネルギートランスフォーメーションに寄与する当社の新たなブレークスルーだ」と述べた。
18MW直接駆動方式洋上風力発電ユニットのブレード直径は260m。発電機のハブの中心の高さは160mで、53階建てのマンションに相当する。受風面積は5万3000平方メートル以上で、標準的なサッカーコート7.5面分に相当。フル発電中には1回転で38kWhを発電できる。年平均で10メートル毎秒の風速下で、ユニット1基当たりで年間7200万kWhのクリーン電力を出力し、4万世帯の1年の電力消費量を賄える計算になり、標準石炭消費を2万トン以上、二酸化炭素排出を5万5000トン以上削減できる。
18MW直接駆動方式洋上風力発電ユニットは来年量産化を実現し、福建省、浙江省、海南省などのI類風速エリアでモデル応用される。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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