2023年11月15日、中国メディアの新京報は、サッカー2026年ワールドカップアジア2次予選第1節のタイ戦に臨む中国代表のヤンコビッチ監督が試合前の記者会見で「自信満々だった」と報じた。

記事によると、16日夜に行われる試合を前に15日にタイ・バンコクで行われた記者会見で同監督は「8カ月に及ぶ戦いが間もなく始まる。中国代表はしっかり準備を整えた。全ての選手が興奮を感じ、モチベーションに満ちている。われわれの目標は高く、そしてクリアであり、みんな勝利を欲している。みんなW杯に向けて前進しようとしており、選手たちとこのような経験ができることをとてもうれしく思う」と語った。

また、2次予選のグループ内で最大のライバルとされるタイに対し、中国がここ数年たびたび苦杯をなめていること、タイサッカー界から「中国の実力は低下している」との声が出ていることについて、「他人の評価についてはコメントしない。われわれは何でもできる。試合に勝って、国民の期待に応えられるだろう」と自信を見せた。

さらに、中国代表で一時期急増した帰化選手の数が今回の招集では少なくなっていることについて、タイの記者から質問を受けると「帰化選手であるか否かは関係なく、みんな中国代表だ。何の区別もない」とコメントした。（翻訳・編集/川尻）