2014年8月9日、韓国紙・中央日報によると、韓国大統領府は8日、セウォル号が沈んだ4月16日の朴槿恵（パク・クネ）大統領の所在について、「大統領府の敷地内にいて、報告を受けていた」と説明した。環球時報（電子版）が伝えた。

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日本メディアは3日、韓国メディアの報道をもとに、朴大統領の私生活に関するうわさに言及。朴大統領が4月16日に7時間行方不明になっており、その間、男性と密会していたのではないかとの内容を報じた。

これを受け、韓国大統領府高官は、7月7日の国会運営委員会で金淇春（キム・ギチュン）大統領秘書室長が「（4月16日に）朴大統領は執務室にいたのか」という野党議員の質問に対し、「場所は知らない」と答えたことに言及。「大統領府内の具体的な位置が分からなかったという意味であり、敷地内にいたことを示す」と説明した。

国会速記録によると、新政治民主連合の尹厚徳（ユン・フドク）議員が「大統領はどこにいたのか。執務室か、官邸か」とたずねたところ、金室長は「私たち（職員）には出勤時間と退勤時間がある。だが、大統領にはない。ただし、大統領が敷地内にいればそれがどこであろうと大統領執務室になる」と答えている。（翻訳・編集/本郷）