Record Korea 2023年11月19日(日) 10時30分
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16日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国の医師1人が1年間で診療する平均患者数は6000人以上で、経済協力開発機構加盟国の中で飛び抜けて多いことが分かった。資料写真。
2023年11月16日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国の医師1人が1年間で診療する平均患者数は6000人以上で、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で飛び抜けて多いことが分かった。
OECDが最近公開したデータによると、21年の韓国の医師1人当たりの診療件数は6113人で、関連統計のあるOECD加盟国32カ国のうち最も多かった。OECDの平均である1788人の3.4倍で、2番目に多い日本(4288人)と比べても1800人ほど多く、最も少ないギリシャ(428人)の14.3倍に達した。
記事は「医師1人当たりの診療件数が多い原因は、医師不足という根本的な問題に加え、複数の医療機関を利用する患者の“医療ショッピング”慣行にあるとみられる」と分析している。
患者1人が1年間に対面診療を受ける医師の数は15.7人で、OECD加盟国のうち最も多く、関連資料のある32カ国の平均(6.0人)の2.6倍に達した。また、韓国の人口1000人当たりの医師数は2.6人で、OECDの平均(3.7人)より大幅に少なかった。
医師1人当たりの患者数が多いため診療時間は短くならざるを得ず、韓国の1次医療の診療時間は平均4.3分で、OECD平均(16.4分)の4分の1の水準だったという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国は医療費が安く、みんな鼻水が出ただけでも病院へ行くから。医師不足とは関係ない」「近所に医師が多く、迅速に安く診てくれるから病院によく行くんだよ」「少しの不調でもすぐに医師に診てもらえる国は韓国以外にない」「平日の夕方や土曜日も予約なしで専門医の診療が受けられるOECD唯一の国が韓国。それも安い費用で」「韓国国民はありがたみを知るべき。医師は薄利多売でサービスを提供し、少しでも問題があると大騒ぎする人たちを毎日診てくれているのだから」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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