中国メディアの上観新聞は16日、1杯6200元（約12万9000円）という値段で注目を集めたコーヒーがすでに販売一時停止になっていると伝えた。

このコーヒーは上海市内のコーヒー店が販売したもので、豆は高級品種として知られる「ゲイシャ」。パナマで今年8月に行われた品評会・BOP（ベスト・オブ・パナマ）で過去最高点を獲得して優勝した豆だという。

記事によると、記者が15日に店を訪れたところすでに販売されておらず、スタッフはオーナーの指示で販売を一時停止したと説明した。「豆の量に限りがある」とのことだ。

この店には40元（約800円）以下の商品もあり、全てが超高価格なわけではない。記事は取材に応じた男性客が「優勝した豆の購入は、店のコーヒー豆に対する要求が高いことを示している。だから試しに来た。通常の商品は常軌を逸した値段ではない。1杯味わってみる」とコメントしたことを紹介した。（翻訳・編集/野谷）