台湾メディアのCTWANTは15日、あるネットユーザーが予算2万台湾ドル（約9万5000円）で海外旅行に行けるかと尋ねたところ、他のユーザーから日本の「ある聖地」の名前が挙がったと報じた。

記事は、「台湾内の旅行は費用が高く、観光地もつまらないことから、多くの台湾人が海外旅行に出かけている」とした上で、台湾のネット掲示板PTTに寄せられた投稿を紹介した。それによると、投稿者は「みんなは海外旅行の方が安くて良いと言うが、2万台湾ドルでどこに行けるのか。台湾内の旅行なら2万でもお釣りがくるが、海外旅行で2万は足りるだろうか？ざっと計算したが、日本への往復の航空券だけで1万2000台湾ドル（約5万7000円）はかかる。台北の普通のホテルなら4泊できる金額で、その他の支出も海外より低いはずだ」と主張した。

この投稿に、よく旅行するというユーザーらから沖縄を推す声が多く上がり、「沖縄は安くて楽しい」「沖縄なら2万で足りる」「沖縄だ。往復の航空券は1万台湾ドル（約4万7500円）で買えるよ」「船で石垣島へ。宿泊費込みで1万2000台湾ドルだ。ついでに代理購入もすれば旅費を補填できる」「沖縄だな。航空券もホテルも安いし、交通も便利」「格安航空会社（LCC）なら沖縄往復で4000台湾ドル（約1万9000円）。ホテルは1泊2600台湾ドル（約1万2500円）で泊まれる。3泊しても、食べたり遊んだりするのに4万円使える」などのコメントが寄せられた。

また、「ベトナムだ。飛行機代とホテル代で1万ちょっと」「ベトナムがいい。物価がかなり安いから」「2月にダナンに行ったけど、10日間遊び回って3万台湾ドル（約14万円）。しかも泊まったのは星付きホテルだよ」「マカオなら1万で3日間遊べる」「韓国のプサン。LCCで行って安宿に泊まれば足りる」など日本以外を挙げる声や、「ツアー旅行なら2万でもいろいろあると思う」「韓国ツアーなら（台湾の）澎湖諸島に行くよりも安かったよ」とツアー旅行を薦める声も上がっていたという。（翻訳・編集/北田）