人民網日本語版 2023年11月19日(日) 5時0分
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中国は16日午前11時55分、酒泉衛星発射センターで「長征2号C」第1段と「遠征1号S」上段からなるキャリアロケットを使い、新世代海色観測衛星「海洋3号01星」を打ち上げた。
中国は16日午前11時55分、酒泉衛星発射センターで「長征2号C」第1段と「遠征1号S」上段からなるキャリアロケットを使い、新世代海色観測衛星「海洋3号01星」を打ち上げた。科技日報が伝えた。
国家航天局によると、同衛星は国際海色リモートセンシング衛星の先進水準に達しており、中国の海洋環境モニタリングの主体業務の需要を満たせる上、エコ文明の建設、スマート海洋プロジェクトの建設、「一帯一路」イニシアティブなどの国の重要戦略に寄与できる。
新世代海色観測衛星は国家民用宇宙インフラにおける科学研究衛星で、海色・水温スキャナー、中分解能プログラマブルイメージングスペクトロメーター、海岸帯イメージャーなどのペイロードを搭載し、中国の海色観測の空間分解能とスペクトル分解能を高め、観測のスペクトル帯域幅を広げることができ、世界海色観測のスピーディーなカバーを実現し、中国の海洋リモートセンシング衛星の応用水準を高めることになる。「海洋1号C/D」衛星と軌道上でネットワークを構築することにより、中国の海色リモートセンシング業務の持続可能な発展を促進する。前世代の「海洋1号」衛星と比べると、「海洋3号01星」は海色製品の種類、製品の質、観測能力などの面で飛躍的に向上している。衛星の設計寿命は8年。世界の大洋水域の高精度、マルチスペクトル、長時間序列観測を行い、自然資源、生態環境、交通、気象などの業界の応用を満たし、海洋環境の保護をサポートし、中国の海洋権益を確保する。
国家航天局が新世代海色観測衛星プロジェクトの実施・管理、重要事項の実施・調整、打ち上げ審査・許可を担当する。自然資源部が筆頭となるユーザー機関で、メインユーザー機関には生態環境部、交通運輸部、中国気象局などが含まれ、各自の応用システムの構築と運営を担当する。自然資源部国家衛星海洋応用センターが地上システムの構築と運営を担当する。中国航天科技集団第五研究院・第一研究院が衛星システム・キャリアロケットシステム開発のリード役をを担当する。
長征シリーズキャリアロケットの打ち上げは今回で497回目。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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2023/11/17
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