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中国では多くの地域で気温が下がるのと反比例して、ウインタースポーツ観光熱が高まり続けている。写真は北京のスキー場。
中国では多くの地域で気温が下がるのと反比例して、ウインタースポーツ観光熱が高まり続けている。シーズン到来で大手スキー場がオープンすると、チケットの販売量も予約量も2019年以降の最高を更新した。
ここ数日、河北省張家口市崇礼区のスキー場はどこも雪が降り、スキーヤーがゲレンデを一気に滑り降りて、スキーの楽しさを満喫する様子が見られた。オープンからわずか1週間で延べ2万人以上を受け入れたスキー場もあり、過去5年間の最高を更新した。この週末には、スキー場近くにあるホテルの客室1200室近くがすべて満室になった。
吉林省では長春市周辺の中小規模のスキー場が省内で最初にオープンし、連日延べ1000人を超える人が訪れている。黒竜江省ハルビン市にある氷雪運動大世界では複数台の人工造雪機が24時間稼働している。そのチケットの予約量は19年の3倍に達した。
中国観光研究院の戴斌(ダイ・ビン)院長は、「2023年の観光シーズンは好調なスタートを切り、季節を追って回復する良好な状態を迎えている。ウインタースポーツシーズン全体で観光客は延べ3億人を超える見込みだ」と述べた。
ここ数年、スキー産業の発展とウインタースポーツ観光の普及に伴い、「南方の観光客が北上する」「北方の雪が南方に移動する」など、南方地域の観光客が主導するウインタースポーツ観光消費の新たなトレンドが次々に現れるようになった。
現在、黒竜江省漠河市は最低気温が氷点下30度に近づいており、旅行会社が打ち出した極寒地の新観光ルートには、好奇心の強い南方地域の観光客が大勢訪れている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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