2023年11月21日、韓国・ニューシスは「黄善洪（ファン・ソンホン）監督率いる韓国U‐22代表に0‐3で敗れたティエリ・アンリ仏U‐21代表監督が怒りをあらわにした」と伝えた。

記事によると、韓国U‐22代表は21日、仏ル・アーブルのスタッド・オセアンで行われた仏U‐21代表との親善試合に3‐0で勝利した。

前半を0‐0で終えた韓国は、後半に投入されたチョン・サンビンのマルチゴールとホン・ユンサンのだめ押しゴールでフランスを完破した。一方、フランスはマティス・テルやブラッドリー・バルコラなど欧州ビッグクラブ所属の有望株をそろえたにもかかわらず1ゴールも入れられなかった。

アンリ監督は試合後、メディアに対し「2、3点目の失点は滑稽だった。クロスの処理の仕方が悪かった」「サッカーでは多くのチャンスを逃すと、相手に反撃の機会を与えることになる」「戦闘力の面で、オーストリア戦より良いプレーをするのは難しくなかったが、今日の結果は無残だった」などと感想を述べたという。

仏U‐21代表は18日に行われたオーストリアとのUEFA U－21欧州選手権予選にも0‐2で完敗していた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「アウェーで3‐0。痺（しび）れる結果」「韓国はフランスに弱かったのに、すごい結果だ」「韓国は本当にうまかった」「運も良かったが、ゴールの決定力は素晴らしかった」「やっぱりアジアのトップは日本ではなく韓国だよ」「黄監督は最高だ」「黄監督は監督としての素質が確かにある」などの声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）