Record China 2023年11月22日(水) 12時0分
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サッカーのワールドカップ(W杯)アジア2次予選の中国対韓国の試合で、韓国にペナルティーキック(PK)が与えられた場面が、中国で物議を醸している。
21日に中国のホームで行われた試合。問題のシーンは10分に早くも訪れた。韓国が攻め上がり中国側のゴール前で混戦となる中、突進してきたファン・ヒチャンが倒れてアブドゥルラフマン・アルジャシム主審(カタール)は韓国にPKを与えた。
後方に転倒して足を上げる形で倒れた中国のディフェンダーにファンが自ら当たりにいったようにも見える微妙なプレーで、中国の選手らは猛抗議したが判定は覆らず。
このPKをソン・フンミンが決めて韓国が先制。試合の立ち上がりという大事な時間帯で失点した中国は結局0-3で敗れた。
中国のテレビ局の実況も試合を通じてアルジャシム主審の判定に疑問を抱いたようで、中継の中で「今日のこの主審のいくつかの判定については、検討の余地があると思われます」と評した。試合後、中国のSNS・微博(ウェイボー)では「VARなし」「審判」などが相次ぎトレンド入りしている。
中国のネットユーザーからは「これのどこがPKなのか全く理解できない」「絶句…」「どこに目を付けているのか」「韓国選手が自分で倒れているだけじゃないか」「インチキだ」「ブラックな判定」「ホームでもこんな判定があり得るのか」「この審判は過去にもやらかしているんだよ」「VARがないのが痛すぎる」「実力で負けるのは良いがこういう負け方は納得できない」といった声が殺到。一方で、ごく少数ながら「確かに当たっているからなあ」「PKにならなくても結果負けていたと思う」と納得する声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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