国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長はこのほど、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の慎海雄台長に返信し、CMGとの協力を深め、共同で平和理念を伝えていきたいとの期待を寄せました。

バッハ会長は返信の中で、「スイスのローザンヌにあるIOC本部・オリンピック・ハウスでCMGの訪問団とお目にかかったことをうれしく思う。このビルはオリンピックの核心的な価値観を象徴している。また、オリンピック・ミュージアムでCMGの記念レンガの除幕ができたことを光栄に思う。このイベントは双方の深く永続的なパートナーシップを証明するものだ」と語りました。

また、バッハ会長は返信の中で、慎台長に「平和」記念メダルを贈呈した意義を強調した上で、「平和は、オリンピック・ムーブメントが一貫して伝えている重要なメッセージであり、スポーツを通じて世界をより良く変えていくことを目指している」と述べ、将来的に、CMGとの協力を深めていきたいとの期待を示しました。

中国共産党中央宣伝部副部長で、CMGの慎海雄台長は現地時間10月27日、スイス・ローザンヌのIOC本部を訪れ、バッハ会長と双方を代表して協力覚書に調印しました。（提供/CRI）