人民網日本語版 2023年11月22日(水) 17時30分
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中国の東北エリアでは冬本番に突入しており、黒竜江省ハルビン市の「ハルビン氷雪大世界」もオープン間近となっている。
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中国の東北エリアでは冬本番に突入しており、黒竜江省ハルビン市の「ハルビン氷雪大世界」もオープン間近となっている。できるだけ早いオープンを目指し、ハルビン氷雪大世界股份有限公司はハイテクを駆使して貯蔵していた氷を使い、会場建設を前倒しで進めている。中国日報が伝えた。
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ハルビン氷雪大世界では毎年、氷を切り出す際に、翌年のために質の良い天然の氷をストックしておくことが恒例となっている。昨年ストックしておいた氷は歴代最大の10万立方メートルにも及ぶ。その氷がこのほど約1年ぶりに「日の目を見る」こととなり、1日も早いオープンを目指して建設が進むハルビン氷雪大世界に運ばれた。
この10万立方メートルの氷は、伝統的な氷貯蔵方法と現在の多層保温技術を組み合わせて貯蔵されており、テクノロジーイノベーションの成果だといえるだろう。ハルビン氷雪大世界はハイテクを駆使し、日光が当たらず、低温下で密封できる環境を整えて、氷を貯蔵する場所を作り出し、気温が30度以上になる真夏でも溶けないようにしている。
貯蔵されていた氷は第25回ハルビン氷祭りの会場建設に用いられ、この氷を使うことで建設の速度に氷の供給が間に合うようにしている。ハルビン市を流れる松花江が凍結し、氷が十分な厚さになれば、その氷も切り出して会場建設に使われることになっている。
「ハルビン氷雪大世界」では今、準備作業が急ピッチで進められており、例年よりも一足早い12月上旬から中旬にかけてのオープンを目指している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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