「中国は過去30年間、フリーライダーだった」オバマ大統領が批判―米紙

Record China    2014年8月11日(月) 14時5分

拡大

10日、米紙ニューヨークタイムズはオバマ米大統領のインタビュー記事を掲載した。中国が世界的な存在感を高めつつも国際問題解決に参与しないフリーライダーだとコメントした。写真は上海の警察。

(1 / 2 枚)

2014年8月10日、米紙ニューヨーク・タイムズはオバマ米大統領のインタビュー記事を掲載した。澎湃新聞網が伝えた。

その他の写真

記事は「大統領の髪は間違いなく白くなっていた」との書き出しで始まる。中東問題、ウクライナ危機など数々の外交的難題に直面している。記事ではこうした外交問題の中で中国が果たす役割についてもオバマ大統領は率直に語った。

中国は現在、イラクのエネルギー資源に対する最大の投資者。インタビュアーのトーマス・フリードマン氏は「いまの中国はフリーライダー(世界秩序になんら貢献することなく、それにタダ乗りしている存在)だが、ステークホルダーになる時だと中国に告げるべきでは?」と質問した。オバマ大統領は「中国は過去30年間フリーライダーだった」と発言。ただし米国に同じことはできない、国際問題に対する関与が世界各国が中国ではなく米国に頼る理由だと回答した。

オバマ大統領が中国に言及するのは今月に入って2回目。今月初頭の英紙「エコノミスト」のインタビューで、米中は長期的なパートナーにならなければならいとはいえ、中国には毅然とした態度をとると明言。「中国はなにか障害にぶつからない限り、自分たちの主張を拡大させるばかり」と批判した。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携