人民網日本語版 2023年11月24日(金) 11時30分
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海上多帯域雲霧観測無人艇が江蘇省連雲港海事局監督管理拠点から出発し、黄海海域における海上雲霧立体観測に成功し、累計航行距離が110カイリに、航続時間が16時間に達した。
中国気象局の21日の発表によると、このほど海上多帯域雲霧観測無人艇が江蘇省連雲港海事局監督管理拠点から出発し、黄海海域における海上雲霧立体観測に成功し、累計航行距離が110カイリに、航続時間が16時間に達した。中国が独自に研究開発した気象無人艇による長時間航行観測試験は今回が初となり、これによりすでに海上広範囲気象と水文観測を行う能力が初歩的に形成されたことを意味する。科技日報が伝えた。
観測可能な領域を拡大するため、中国気象局気象観測センターが中心となり、「海上多帯域雲霧観測設備開発およびモデル応用」計画を担当した。同計画により研究開発された気象無人艇は今や独自の安全航行を実現できるようになっており、これはつまり連続的な観測で各種情報を取得できることを意味する。
この無人艇は機動性と自力の航行能力が高く、指定エリアに到達した後、長時間観測を実施することが可能。海上で影響の大きな気象状況が発生すると、気象影響エリアなどの観測ニーズに基づき、多帯域雲霧観測設備を搭載した無人艇が指示を受けて目標エリアに向かう。雲の高さ、雲の量、海上の霧、視界、海面温度、海塩などのマルチ要素気象観測を実施する。また、気象衛星や陸上レーダーなどと共同観測を行い、観測エリアと範囲を拡大して精度を高めることも可能にしている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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