人民網日本語版 2023年11月24日(金) 7時30分
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中国の人工衛星メーカー・銀河航天は21日、新世代通信衛星の研究開発を展開中であることを明らかにした。
中国の人工衛星メーカー・銀河航天は21日、新世代通信衛星の研究開発を展開中であることを明らかにした。それは将来的にスマホと衛星が直接通信するブロードバンド通信に対応するための開発だとしている。科技日報が伝えた。
「銀河航天」の創始者である徐鳴(シュー・ミン)董事長兼CEOは同日、重慶市で開催された「第1回明月湖航空宇宙情報産業国際エコシステムイベント」において、「新たに開発中の衛星の外観は『空飛ぶじゅうたん』のようで、表面に通信可能なアンテナだけでなく、太陽エネルギーを衛星のエネルギー源にできるソーラーパネルも搭載されている。フェーズドアレイレーダーと太陽電池パドルが一体となった通信衛星で、そのキーテクノロジーは『翼陣合一』と呼ばれている」と説明した。
アンテナは、衛星通信システムにおいて一番要となる部分で、電波の送受信の質を左右するカギとなる要素だ。大型アンテナを使用することで、電波の送受信のゲインが高まり、通信の質も高まる。「翼陣合一」が採用された衛星は、アンテナの面積が巨大であると同時に、強力なエネルギー源システムも備えており、電波の出力機能が非常に高くなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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