中国とサウジアラビア、通貨スワップ協定に調印

CRI online    2023年11月23日(木) 17時50分

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中国の中央銀行である中国人民銀行は20日、このほど、サウジアラビアの中央銀行と双方の自国通貨スワップ協定に調印したことを明らかにしました。

中国の中央銀行である中国人民銀行は20日、このほど、サウジアラビアの中央銀行と双方の自国通貨スワップ協定に調印したことを明らかにしました。スワップの規模は500億元(約1兆446億円)/260億サウジアラビア・リヤルです。協定の有効期間は3年間で、双方の同意を得て延長が可能とのことです。

中国人民銀行はこれについて、「サウジアラビアとの2国間通貨スワップ協定締結は、両国の金融協力の強化、両国間の現地通貨使用の拡大、双方の貿易と投資の円滑化の促進に役立つだろう」と強調しました。

中国とサウジアラビアとの協力には長い歴史があります。サウジアラビアにとって中国は重要な石油の輸出先であり、中国にとってもサウジアラビアは「一帯一路」イニシアチブの重要な参加国で、このイニシアチブは中国と主要貿易パートナーを結びつけています。

今回の通貨スワップ協定調印は人民元の地位向上をねらい、為替レートの安定に役立つ措置だと見られています。また、エネルギー供給の確保も同協定調印の一因であるとされています。(提供/CRI

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