人民網日本語版 2023年11月26日(日) 11時0分
拡大
中国の科学研究都市の世界的な影響力が持続的に拡大している。写真は北京。
英誌ネイチャーの最新の増刊号「Nature Index 2023 Science Cities」によると、中国の科学研究都市の世界的な影響力が持続的に拡大している。北京は世界をリードする科学研究都市の中で首位をキープした。世界トップ20のうち中国は前年比2都市増の10都市となった。新華社が伝えた。
Nature Indexは国際的に有名な科学技術出版社であるシュプリンガー・ネイチャーの傘下機関が作成し、定期的に発表している。世界の82種の高品質自然科学・健康科学誌に掲載された科学研究論文を追跡し、関係機関と国・地域がこれらの学術誌に掲載した論文の割合などに基づき、世界の高品質科学研究アウトプットや協力状況を反映させている。
Nature Indexの世界主要都市および都市圏の2022年の科学研究アウトプットに対する分析によると、長年連続で世界科学研究都市の首位を占めている北京の順位は不動で、これにニューヨーク都市圏、上海、ボストン都市圏、サンフランシスコ・ベイエリア、南京、ボルチモア・ワシントン、広州、東京都市圏、武漢が続いた。
世界トップ20に入った中国の科学研究都市には他にも、合肥(13位)、杭州(16位)、天津(18位)、深セン(19位)、西安(20位)がある。
「Nature Index 2023 Science Cities」は、「地球・環境科学関連の研究により、中国の科学研究都市がNature Indexの中で急上昇している。北京と南京は同研究分野での発展が最も目覚ましい中国の都市だ」と指摘した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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