中国スポーツメディアの直播吧によると、サッカー西ドイツ代表（当時）だった1982年から5大会連続でワールドカップ（W杯）に出場したローター・マテウス氏がこのほど、上海で行われたドイツのブンデスリーガと中国サッカー協会の共同プロジェクトの式典に出席し、上海メディアの澎湃新聞のインタビューに応じた。

マテウス氏は、21日に行われた2026年ワールドカップ（W杯）アジア2次予選の中国代表対韓国代表の試合について「私も観戦したが、韓国の試合運びはとても素晴らしかった。中国にも韓国と肩を並べる機会はあると思うが、それは今ではない。成長するには6〜10年かかるだろう。優れたコーチと才能のある選手が必要だ。正しい道で発展していけば（将来的に）伸びる余地はある」とコメントした。

中国は21日、韓国とホームで対戦し0-3で敗れた。

マテウス氏のコメントについて、中国のサッカーファンからは「6～10年かかる？笑えない話だ」「60～100年の間違いでしょ」「中国代表は6～10年前がピークだった」「（中国が国内リーグの）プロ化に踏み出して約30年が過ぎたが、韓国や日本との実力差はむしろ開く一方」「韓国や日本は才能ある若手を輩出するのに、中国はなぜできないのか？」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）