成都図書館がオンラインで借りた本を家まで届けてくれるサービス開始―中国

人民網日本語版    2023年11月27日(月) 22時30分

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四川省の成都図書館はこのほど、WeChat公式アカウントの「喜閲到家」という本を貸し出す機能が利用できるようになったことを明らかにした。資料写真。

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「ラストワンマイル」を埋めて、時間や場所、保証金などを気にせずに本を借りることは可能なのだろうか?四川省の成都図書館はこのほど、22日から微信(WeChat)の公式アカウントの「喜閲到家」という本を貸し出す機能が利用できるようになったことを明らかにした。これにより利用者は自宅で指を動かすだけで、デリバリーを注文するかのように、本を借りることができるようになった。成都商報が伝えた。

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同機能を利用すると、自宅、または仕事場まで本を届けてもらうことができ、気軽に本を借りて読むことができる。同機能のプラットフォームには、文学や歴史、哲学、経済、絵本といった各ジャンルの図書資源が豊富にそろっており、さまざまな年齢層の利用者のニーズを満たすことができるようになっている。


成都図書館の会員になっている市民はスマホで微信の「成都図書館」の公式アカウントをフォローし、「MY図書館」をタップして、「喜閲到家」を選び、会員証と紐づけすると利用できるようになる。1度に最多8冊、貸出期間は最長30日間まで無料で借りることができる。そして、郵便配達で本を家まで届けてもらうことができるほか、返却の予約もできる。

貸出時と返却時の送料は1~3冊が6元(約120円)で、3冊を超えると、1冊増えるごとに1元(約20円)加算される。EC通販大手・京東の郵送サービスを利用した場合の送料は1~3冊が7元(約140円)で、3冊を超えると、1冊増えるごとに1元加算される。 返却の際、成都市の公共図書館22カ所や「都市閲読美空間」、貸出・返却専用分館などに本を返却した場合は、返却に関する費用は発生しない。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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