開催中の文昌国際航空宇宙フォーラム2023で明らかにされたところによると、海南商業宇宙発射場は現在すでに打ち上げ能力形成の最重要段階に入っており、年内にハードウェアの建設を完了し、2024年には定期的な打ち上げを実現する見込みだ。新華社が伝えた。

海南商業宇宙発射場は海南省文昌市に位置する中国初の商業宇宙発射場で、その建設は現在ラストスパートに入っている。文昌市市長を務める文昌国際航天城管理局局長の劉沖（リウ・チョン）氏は、「海南商業宇宙発射場を利用し、ロケット産業パークと衛星・ロケットギガファクトリーの建設推進を加速させ、低コスト・量産化製造能力をスピーディーに形成し、産業チェーンの統合イノベーションを推進していく。同時に科学技術イノベーション公共プラットフォームの建設を急ぎ、2024年の定期的な打ち上げを実現するための強力なサポートを提供する」とした。（提供/人民網日本語版・編集/YF）