雲南省の麗江とシャングリラを結ぶ鉄道が開通―中国

人民網日本語版    2023年11月28日(火) 16時30分

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雲南省大理ペー族自治州の麗江とデチェン・チベット族自治州のシャングリラを結ぶ鉄道が26日、正式に開通した。

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雲南省大理ペー族自治州の麗江とデチェン・チベット族自治州のシャングリラを結ぶ鉄道が26日、正式に開通した。

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同線の開通により麗江とシャングリラの所要時間が最速1時間18分に短縮された。また、昆明から大理、麗江を経由してシャングリラへ行くことができ、デチェン・チベット族自治州には鉄道が通っていないという歴史が幕を閉じた。


麗江市の玉竜ナシ族自治県にある麗江駅とシャングリラ市のシャングリラ駅を結ぶ麗香鉄道の設計時速は140キロ、全長は139キロとなっている。

同鉄道は雲貴高原と青蔵(チベット)高原が交わる地域に位置し、周辺にはチベット族やナシ族、イ族、ペー族といった少数民族の居住地のほか、麗江古城や玉竜雪山、虎跳峡、シャングリラといった景勝地もたくさんある。


青い空や草原、雪山、湖といった、息を吞むような景色を至る所で楽しむことができる。


麗江の北西部に位置する玉竜雪山は、13の峰が数十キロにわたり連なっており、山頂には年間を通じて雪が積もっている。



冬になると藍月谷にはもやがかかり、山に積もった雪が見事な風景を作り上げる。


1300年以上の歴史を誇るシャングリラの独克宗古城は茶馬古道(唐の時代から形成された中国南西エリアと北西エリアの茶と馬の交易ルート)の重要な中継点で、蔵族伝統の建築物を見学したり、さまざまな民族の暮らしや文化を体験したりするのに絶好の場所となっている。


独克宗古城から数キロ離れた場所にある松賛林寺は山の地形を利用して建てられている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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