Record China 2023年11月28日(火) 17時0分
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サッカーのAFCチャンピオンズリーグの試合で、中国人主審がPKの判定を下すも倒れたクリスティアーノ・ロナウドが自ら「違う」と否定する場面があった。
サッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合で、中国人主審がPKの判定を下すも倒れたクリスティアーノ・ロナウドが自ら「違う」と否定する場面があった。
27日に行われたアルナスル(サウジアラビア)とペルセポリス(イラン)の試合開始早々、アルナスル所属のポルトガル代表ロナウドはペナルティーエリア内でこぼれ球に反応した際に相手のタックルを受けて転倒。中国人の馬寧(マー・ニン)主審はペナルティースポットを指してアルナスルのPKと判定した。
ペルセポリスの選手らが馬主審に詰め寄り猛抗議をする中、ロナウドも人差し指を左右に振りながら歩み寄り「PKではない」とアピール。最終的にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で映像を確認した馬主審がPK判定を取り消した。なお、試合は0-0で終了し、アルナスルが決勝トーナメント進出を決めた。
ロナウドの行為は「紳士的」として海外メディアで称賛されている。中国のネット上でも「さすがはGOAT(Greatest of all time。史上最高)」「偉大な人物は施しは受けない。ロナウドを尊敬する」「もしもう一人(メッシ)の方だったら、とっくにボールを持ってペナルティースポットに向かってる」など称賛の声が上がる一方で、「ファウルでないならシミュレーション(※故意に倒れるなど審判を欺く行為)でイエローカードでは?」と指摘する声も出ている。
なお、この試合ではレッドカード1枚、イエローカード4枚が出されたが、中でもアルナスルのポルトガル代表MFオタビオに厳しい反則が集中。中国メディアによると、オタビオに厳しくチャージした相手選手にカードが出されなかったことに不満を抱いたアルナスルのある選手は、「試合終了の笛と同時にオタビオはなんとか死なずに済んだとため息をついていたよ」と皮肉交じりに語ったという。(翻訳・編集/北田)
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