外交部の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で記者から、「この30日から来月12日にかけてアラブ首長国連邦のドバイで開催される国連気候変動枠組条約第28回締約国会議（COP28）に注目しているが、中国は会議の開催にどのような期待をしているのか」との質問を受けました。

汪報道官は、「ドバイで開かれる国連気候変動枠組条約第28回締約国会議（COP28）では『パリ協定』発効後初の世界的な総括が行われ、重要な段階的意義がある」とした上で、「中国はアラブ首長国連邦が議長国として、グリーン・低炭素の発展を推進し、気候変動におけるグローバルな協力の促進において発揮した先導的役割を高く賞賛する」と述べました。

汪報道官はまた、「中国は各国と共に、アラブ首長国連邦が議長国としての役割を発揮することを支持し、世界的な総括を契機に、実際の行動に焦点を当て、支援の手段を強化し、公平かつ合理的で、協力・ウィンウィンのグローバル気候変動ガバナンスシステムを構築していきたい」との見方を示しました。（提供/CRI）