「地表最速」の列車が間もなく登場か―中国メディア

人民網日本語版    2023年11月30日(木) 7時30分

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中国初の完全に独自の知的財産権を備えた磁気浮上試験ラインである高速飛車大同(陽高)試験ライン1期主体プロジェクトがこのほど竣工した。

中国初の完全に独自の知的財産権を備えた磁気浮上試験ラインである高速飛車大同(陽高)試験ライン1期主体プロジェクトがこのほど竣工した。これは世界で建設中のうち距離が最長で、規模が最大となるフルスケール超高速低真空チューブ磁気浮上交通システム試験ライン主体プロジェクトの完了を意味する。

高速飛車大同(陽高)試験ラインプロジェクトは、中国初の超高速低真空チューブ磁気浮上交通システムフルスケール試験ラインで、山西省大同市陽高県に位置する。線路の全長は2キロメートルで、陽高南駅の西側500メートルの地点を起点としている。

高速飛車の正式名称は超高速低真空チューブ磁気浮上交通システム。航空宇宙技術と地上レール交通技術を融合している。超伝導磁気浮上と低真空チューブにより超高速での「地上すれすれの低飛行」を実現することが可能で、世界最速の地上交通ツール、「地表最速」の列車になる。

科学技術のエンパワーメントにより、高速飛車は「浮き上がる」から「走り出す」への移行を実現した。しかし実際に「走り出す」ためには、試験ラインで全線路総合デモ試験や、フルスケールシステム結合統合検証などを実施し、速度を測定して、高速飛車の安全な使用と高速走行、安定運行を保証する必要がある。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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