中国で大ヒットを記録した新海誠監督のアニメーション映画「すずめの戸締まり」の展覧会が、来月22日から上海市で開催されることが分かった。

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同作は中国で今年3月24日に公開されると10日連続で1日の興行収入1位を記録。新海監督の「君の名は。」を超え、同国における日本アニメ映画歴代興行収入1位となった。その後も上映期間が3度延長されるなどロングランとなり、興行収入は8億元（約165億円）を超えた。

現地メディアの報道によると、「すずめの戸締まり」展は2023年12月22日から2024年2月16日まで、上海無限極薈購物中心地下2階で開催される。12月6日午後3時に前売り券の発売が開始される予定だ。

新海監督はこのほど寄せたビデオメッセージで「『すずめの戸締まり』が中国で公開されてから多くのファンの皆さんに作品を愛していただきました。中国で日本映画の歴代興行収入記録を更新することができたのも、ひとえにファンの皆さん一人ひとりのサポートのおかげです。改めて、本当にどうもありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

そして、「あれ以来、皆さんともう一度お会いできる機会をずっと楽しみにしていました。そしてこの度、12月22日に『すずめの戸締まり』展覧会の上海開催に合わせて、オープニングセレモニーに参加できることになりました」と報告。「また上海でお会いしましょう」とファンに呼び掛けた。

ファンからは「うわ、行きたい」「わーい！」「泣きそう」「これは最高だ」「新海監督に会えるの？」「前回は行けなかったから今回こそ新海監督に会いたい」「会場はきっと作品の世界観であふれるだろうな。休みを取ってぜひ行きたい」「制作の裏側が見たいな」「チケット発売が待ち遠しい」といった声が上がった。

一方で、「また上海かあ」「さすがは大都市。何の展覧会をやるのもみんな上海（涙）」「行きたいと思うんだけど、毎回上海だからなあ」「中国の都市は上海だけじゃないのよ（泣）」「（上海のファンが）うらやましくて嫉妬する」「上海の人は幸せだな」「全国の巡回展にしてくれませんか」といった声も少なくなかった。（翻訳・編集/北田）