Record China 2023年12月1日(金) 17時0分
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香港メディアの香港01は1日、台湾が中国からの旅客に対して行った検査でインフルエンザ感染者が最多である一方、マイコプラズマはまだ検出されていないと報じた。
記事によると、台湾は11月26日から台北、桃園、台中、高雄の4つの空港で、中国本土、香港、マカオから入境する有症状の旅客に対して検査を開始。台湾・疾病管制署の報道官によると、同月29日までの4日間で38人に対して検査を行い、13人がインフルエンザ、3人が新型コロナ、3人がアデノウイルス、2人がライノウイルスに感染しており、6人は陰性だった。11人は現在検査中。なお、マイコプラズマはまだ確認されていないという。
同署は「現在のモニタリング資料の結果から、中国における呼吸器感染症のリスクは現在も変わっておらず、すでに知られている病原体が流行している。最近ではマイコプラズマは減少し、インフルエンザが多くなってきている」と指摘。「台湾のインフルエンザは7週連続で減少している。台湾で流行しているのは主にインフルエンザとアデノウイルスだが、現在は軽度の流行にとどまっている。マイコプラズマへの過度の心配は必要ない」とした。
中国では小児を中心にインフルエンザ、新型コロナ、マイコプラズマ、アデノウイルス、RSウイルスなど多種の感染症が広まっている。台湾は警戒を強めており、医師らに注意を促すとともに中国へ渡航する際は新型コロナとインフルエンザのワクチンを事前接種するよう呼び掛けている。(翻訳・編集/北田)
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