今年のワールド・ビルディング・オブ・ザ・イヤーは中国・寧波の高校「浮かぶ森」―台湾メディア

Record China    2023年12月4日(月) 11時0分

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中国浙江省寧波市の恵貞高級中学が、1日にシンガポールで開催された世界建築フェスティバル(WAF)で23年の「ワールド・ビルディング・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。

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台湾メディアの中時新聞網によると、中国浙江省寧波市の恵貞高級中学が、1日にシンガポールで開催された世界建築フェスティバル(WAF)で2023年の「ワールド・ビルディング・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。

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中時新聞網によると、800を超える応募作品の中から選ばれた恵貞高級中学について、米CNNはさながら「浮かぶ森」のようだとし、「アプローチ・デザイン・スタジオと浙江工業大学のグループによって設計された、静かなキャンパスの共用エリアは、内と外の区別を曖昧にすることを目的としている。この建物には、30クラスの生徒のための学習施設に加えて、屋外講堂と並木道が備わっている」とし、「私たちが焦点を当てたのは、単に学校を設計したり、新しい形、空間、素材、ファサード(建築物正面部のデザイン)を扱うことではなく、新しい学校生活をデザインし、自然の力を建物に取り入れること」とする同グループのコメントを紹介した。


CNNによると、ワールド・ビルディング・オブ・ザ・イヤーのタイトルは、建築業界における最高の栄誉の一つとされ、今年は140人からなる専門家委員会によって「学校デザインの常識を打ち破った」として選出された。

WAFのプログラムディレクター、ポール・フィンチ氏は「建築家らは、生徒らが囲い込まれ、教育だけでなく建築面でもプレッシャーを受ける通常のモデルとは大きく異なる学校を作り上げることに成功した。このデザインは、ウオーキング、新鮮な空気、そして学業の激しさから解放される可能性を促す」と評した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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