2014年8月11日、香港のピーター・チャン（陳可辛）監督の最新作「親愛的」がトレイラー映像を発表。女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）の激変ぶりが注目を集めている。騰訊が伝えた。

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ラブロマンス映画の名手として知られ、「ラヴソング」や「捜査官X」などを手掛けたピーター・チャン監督の最新作。11日、9月25日の上映を前に、2分間のトレイラー映像とビジュアルポスターが初公開されたが、中国の美人女優ヴィッキー・チャオの激変ぶりが注目されている。

映画では、急に姿を消した一人息子を捜す農村女性を演じる。セリフはすべて安徽省の方言で、短い髪に赤いジャンパーという農村スタイルで登場。ひと目見ただけでは誰だか分からないほどで、撮影中も道行く人が誰もヴィッキーと気付かないほどだった。チャン監督も「彼女の仕草や動きはドキュメンタリー映像にしか見えない。完璧な演技だ」と絶賛している。

ヴィッキーも安徽省の出身だが、故郷を離れて長いので方言に自信がなく、当初は「北京語で演じさせて」と監督に懇願していたという。撮影が始まると、母親や友人に確認しながら、正しい方言を目指したと語る。苦労した方言効果もあって、トレイラーを見た人からは「神演技」との声も聞かれている。（翻訳・編集/Mathilda）