カザフスタン運輸省のアブラリエフ副大臣は5日、政府の会議で、「今年の国内自動車貨物輸送量は現時点で22％増の550万トンに達した」と明らかにしました。

アブラリエフ副大臣によりますと、輸送量の増加をけん引した要因は中国・欧州諸国間の貨物輸送量の増加とカザフスタン・中国間の道路輸送力の上昇です。カザフスタン・中国間の道路貨物輸送量は倍増し150万トンに達しました。

アブラリエフ副大臣によりますと、今年開始されたカザフスタン・中国間の査証（ビザ）免除制度および両国間の国境通過輸送に関する新協定により、カザフスタンの輸送潜在力がさらに掘り出されることになります。中国・欧州間の輸送規模が拡大を続けることで、カザフスタンを経由する自動車貨物輸送量は2029年までに現在の水準の5倍になるとみられます。（提供/CRI）