宿題を手伝ってくれなかったから…中学生が同級生を殴って意識戻らず―中国メディア

Record China    2023年12月10日(日) 14時0分

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8日、澎湃新聞は、広東省にある中学校で男子生徒が複数の生徒から暴力を受けて意識の戻らない状態が続いていると報じた。

2023年12月8日、澎湃新聞は、広東省にある中学校で男子生徒が複数の生徒から暴力を受けて意識の戻らない状態が続いていると報じた。

記事は、広東省陽春市教育局が7日、同市の中学校の教室内で現地時間4日午前9時ごろ、授業間の休み時間に3年生の男子生徒2人が同じクラスの男子生徒1人の頭を棒や拳で殴る事件が発生したことを発表したと紹介。クラスの他の生徒が職員室に駆けつけて教師に報告し、教師が床に倒れている男子生徒を確認した後直ちに救急車を呼び、男性生徒は同市人民病院に運ばれ緊急処置を受けた後、翌日に同省広州市の病院に転院したと伝えた。

そして、陽春市人民病院が発行した診療記録には「昏睡状態が3時間続き、全身の痙攣が続いている。診断結果は脳ヘルニアと脳出血で集中治療室で緊急手術を要する」と記載され、集中治療室で治療を受けた後もなお深い昏睡状態にあり生命の危険を脱していないと説明。ネット上では男子生徒が植物状態になったと伝えられていることについて、家族が「医師の話では再び目を覚ます可能性は低い」と語っていると紹介した。


また、家族の話として、事件発生後に学校から家族に連絡があったと紹介。事件の発端について「男子生徒が宿題の手伝いを拒否したことで2人と口論になり、その後1人が男子生徒の制服を掴んだのち羽交い締めにし、そこにもう1人が男子生徒の頭めがけて棒や拳で殴打した」と説明されたことを伝えている。

この件について中国のネットユーザーは、男子生徒が意識を取り戻し回復することを祈るコメントのほか、「校内いじめは本当に国が重視すべき」「もはや校内いじめのレベルを超えている」「年齢を悪魔の隠れ蓑にならないようにしてほしい」「未成年犯罪についても厳しく取り締まるべき」「これだけ校内いじめが横行している中、子供を持つ親はわが子にしっかりと話をすべき」といった感想を残した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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