中国EV、「四大優位性」で日独市場圧倒―香港メディア

Record China    2023年12月11日(月) 12時0分

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香港ニュースポータルの香港01は8日、中国の電気自動車(EV)が「四大優位性」によって日本とドイツの市場で圧倒しているとする記事を掲載した。写真は中国BYDのハイパーカー「U9」。

香港ニュースポータルの香港01は8日、中国の電気自動車(EV)が「四大優位性」によって日本とドイツの市場で圧倒しているとする記事を掲載した。

記事はまず、「中国EVの台頭は、日本車とドイツ車の伝統的優位性を脅かしている。今年上半期の世界のEV販売台数トップ20車種中12車種が中国メーカーが製造したもので、日本メーカーは上位から姿を消している」とし、日本の専門家が、中国EVの「四大優位性」として、インテリジェントなデザイン、低価格、技術革新、高品質を挙げていると伝えた。

記事は、市場調査会社カナリスによると、今年上半期の世界のEV販売台数は前年同期比49%増の620万台だったこと、うち中国本土市場が340万台と全体の55%を占めたことに触れた。

その上で、中国メディアの快科技によると、日本のある専門家は中国EVの「四大優位性」を挙げた上で、「日本は中国のEV産業とEVメーカーに学んで初めて世界の自動車産業で優位に立ち続けることができる」との認識を示していると伝えた。

記事は、中国EV最大手の比亜迪BYD)について、「垂直統合」によって多くの部品を自社生産していること、中国本土の自動車サプライチェーンの価格が日本より30~40%安いことが、BYDのEVにコスト面での優位性を持たせていると伝えた。

また「中国のEVメーカーの主な特徴は研究開発スピードが非常に速いことであり、EVの革新的な体験や機能を常に海外メーカーよりも先に開発できる」とし、「中国車の品質レベルも大幅に向上しており、世界的な販売拡大が続いていることからも、海外の消費者が中国EVの品質を肯定的に評価していることが分かる」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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