中国サッカーメディアの懂球帝などによると、サッカークラブチームのアジアナンバーワンを決めるAFCチャンピオンズリーグ（ACL）のグループH第5節の浙江FC（中国）対ブリーラム・ユナイテッド（タイ）の試合後に起きた両軍入り乱れる大乱闘について、AFCが処分内容を決定し通知した。

11月29日に中国・湖州オリンピックスポーツセンターで行われた試合はホームの浙江が3-2でブリーラムを下した。試合終了を告げるホイッスルが鳴り終わると両軍の選手が衝突し、選手や関係者が入り乱れての大乱闘がピッチ上で繰り広げられた。

報道によると、浙江のMF姚均晟（ヤオ・ジュンション）に8試合の出場停止処分、FWレオナルドに8試合の出場停止処分、DF董宇（ドン・ユー）に6試合の出場停止処分、王剣（ワン・ジエン）テクニカルアナリストに6試合のベンチ入り禁止処分、ブリーラムのFWラミル・シェイダエフに8試合の出場停止処分、MFレオン・ジェームズに6試合の出場停止処分、DFチティパット・タンクランに6試合の出場停止処分がぞれぞれ科された。またその場でレッドカードを示された浙江のハビエルアシスタントコーチは自動的に1試合のベンチ入り禁止となり、追加処分は科されなかったという。

12日の第6節（最終節）で、浙江はアウェーでメルボルン・シティ（オーストラリア）と、ブリーラムはホームでヴァンフォーレ甲府（日本）とそれぞれ対戦する。（翻訳・編集/柳川）