日本の人気アニメ「鬼滅の刃」柱稽古編の来春の放送開始に際し、ワールドツアー特別上映が行われることが10日に発表された。（※本記事はネタバレを含みます）

「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴の漫画が原作。主人公の竈門炭治郎（かまどたんじろう）が、鬼にされた妹・禰豆子（ねずこ）を人間に戻すために「鬼殺隊」に入隊し、仲間と共に鬼と闘う姿を描く。

「柱稽古編」は2024年春にフジテレビ系で放送されることが正式に決定。第1話は1時間スペシャルになるという。また、「柱稽古編」の放送開始に合わせて、同年2月2日から前編の「刀鍛冶の里編」第11話と「柱稽古編」第1話を劇場公開する「ワールドツアー特別上映（「『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」）」が行われることも発表された。

特別上映は世界140の国と地域で行われるといい、2月2、3日に東京、2月10日に米ニューヨーク、2月11日に韓国・ソウル、2月17日にメキシコ・メキシコシティとシンガポール、2月18日にインドネシア・ジャカルタ、2月24日にフランス・パリと台湾・台北、2月25日に英ロンドン、香港で舞台あいさつが行われることが発表されている。

中国のSNS・微博（ウェイボー）のアニメブロガーがこの情報を紹介すると、アニメファンからは、「ついに来た！」「うあああああ！！」「めちゃめちゃ楽しみ」「私の義勇ちゃん（登場人物の冨岡義勇）」「マジで期待してます」「急に生活に楽しみが出てきたよ」など歓声が上がった。

また、「ワールドツアーって中国は？」「周知のとおり、『全世界』に中国大陸は含まれないのさ（泣）」「中国本土も含まれるの？（泣）」「本土！本土でも上映を」といった声や、「良かった！！！台北がある（涙）」「ふふふ、香港はあった！！」などと安堵する声も寄せられた。

このほか、「『柱稽古編』楽しみにしているけど、この後は私、心臓が弱いから見られないかも」「完結に近づくほど緊張しちゃって…。結末を思うとつらい」「原作を読んでいることの利点の一つがこれ。（好きなキャラが）やられるシーンを見なくて済む」などのコメントも書き込まれている。（翻訳・編集/北田）