脱税で封殺の女優ジェン・シュアン、新たな損害賠償で支払いは計100億円

anomado    2023年12月14日(木) 10時0分

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代理出産で誕生した子どもの育児放棄、巨額脱税および損害賠償請求などのトラブルで3年近く封殺状態にある中国の女優ジェン・シュアンについて、新たに巨額賠償金の支払いを命じられたことが注目の話題となった。

代理出産で誕生した子どもの育児放棄、巨額脱税および損害賠償請求などのトラブルで3年近く封殺状態にある中国の女優ジェン・シュアン鄭爽)について、新たに巨額賠償金の支払いを命じられたことが注目の話題となった。

中国メディアの紅星新聞によると、浙江省・海寧市の制作投資会社がジェン・シュアン側と2016年1月に交わしたサービス契約の不履行による損害賠償を求めた訴訟で、このほど上海市第一中級法院で行われた2審では、ジェン・シュアン側の控訴を棄却。1審の判決を支持し、9050万元(約18億円)の支払い(強制執行)を命じた。

原告の制作投資会社は、ジェン・シュアン主演の中国ドラマ「翡翠恋人」の制作側に名を連ねる。なお、「翡翠恋人」はジェン・シュアンと韓国の俳優イ・ジョンソクが共演するラブロマンス作品で、16年に撮影。完成後、当初は韓国芸能人やコンテンツを中国市場から締め出す「限韓令」の影響で配信できない状態にあったが、その後はジェン・シュアンの不祥事によって、今後の配信はほぼ不可能とみられている。

ジェン・シュアンについては脱税が発覚した21年、追徴金や罰金など2億9900万元(約60億円)の支払いを命じられたほか、別の制作会社が損害賠償を求めて起こした訴訟では、1億2800万元(約25億6000万円)の支払いが命じられた。今回、新たな訴訟によってこれまでの罰金および損害賠償分は5億元(約100億円)を超えたことが注目を浴び、13日には中国のSNS・微博(ウェイボー)でジェン・シュアンの話題がトレンドランキング1位に登場し、トピックスの閲覧量は4億回を突破している。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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