Record China 2023年12月16日(土) 14時0分
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13日、環球時報は、中国国内のカフェ店舗数が米国を抜いて世界一になったと報じた。
2023年12月13日、中国メディアの環球時報は、中国国内のカフェ店舗数が米国を抜いて世界一になったと報じた。
記事は、ワールド・コーヒー・ポータルが発表した東アジア・東南アジアのブランドカフェ市場の総合分析で、同市場の店舗総数はこの1年で24%増の11万9221店舗に達したと紹介。中でも中国が著しい成長をリードしており、同国内の店舗数はこの1年で58%増の4万9691店に増えたと伝えた。
この成長の原動力となったのは、瑞星珈琲(ラッキンコーヒー)と庫迪珈琲(コッティコーヒー)の急拡大だとし、世界進出も意欲的に進めていると指摘。庫迪珈琲は2022年に中国で1号店をオープンした後、韓国やインドネシア、日本、香港にも進出したと紹介している。
また、中国のカフェ市場急成長の背景には消費者の急増もあると説明。中国のカフェを利用する4000人を対象とした調査で、90%以上が週1回ホットコーヒーを、64%が少なくとも週1回アイスコーヒーを飲むと回答したことを紹介した。さらに、中国のコーヒー消費者にとっては利便性は最大の関心事であり、回答者の85%以上が過去12ヶ月間にコーヒーショップのデリバリーサービスを利用したことがあり、57%がデリバリーを好んで利用していると伝えた。
記事は、中国のカフェ業界では大半が今後の成長に明るい見通しを持っており、英市場調査会社アレグラグループの創設者が「東アジアのコーヒーショップ市場は明らかに急成長を遂げており、そのけん引役となっているのは中国における驚異的な店舗拡大である。中国は急速に世界のコーヒー業界の強国となりつつある」との見方を示したことを紹介しいた。(翻訳・編集/川尻)
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