G-DRAGONの薬物使用疑惑は「嫌疑なし」で捜査終了へ、「証拠もなく無理な捜査をした」と批判も

Record Korea    2023年12月14日(木) 19時0分

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13日、韓国・朝鮮日報は「警察がK‐POPグループ『BIGBANG』のG-DRAGONの薬物使用疑惑について『嫌疑なし』と判断した」と伝えた。写真はG-DRAGON。

2023年12月13日、韓国・朝鮮日報は「警察がK‐POPグループ『BIGBANG』のG-DRAGON(本名クォン・ジヨン)の薬物使用疑惑について『嫌疑なし』と判断し、捜査を終了する」とし、「立件後50日間にもわたって確かな証拠もなく無理な捜査をしたのではないかとの批判は避けられない」と指摘した。

記事によると、韓国警察はG-DRAGONの麻薬使用の疑いを立証するため周囲の人たちに参考人聴取を行ったが、容疑を立証できる供述や証拠を確保できなかった。

警察は10月25日にG-DRAGONを立件した。9月中旬に「ソウル市内の会員制個室サロンで麻薬が流通している」との情報を確認する中でG-DRAGONの情報をつかみ、内偵捜査を経て出した決定だったという。

その後、G-DRAGONの麻薬使用の有無を確認するため簡易検査と精密検査を行ったが、いずれも結果は陰性だった。G-DRAGONはメディアとのインタビューなどを通じて疑惑を強く否定していた。

G-DRAGONに対する警察の捜査が長引いたため、一部から「確かな物証もなく無理に捜査が行われた」と批判する声も上がっていた。記事は「警察が『嫌疑なし』と判断したことで、こうした批判の声はさらに高まるとみられる」と指摘している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「G-DRAGONが被った損害はどう賠償する?大犯罪者かのように扱っておいて不送致とは…。彼の傷つけられた名誉、精神的ダメージは一体誰が?」「人気商売の芸能人をズタズタにしておいて謝罪の1つもないのか」「G-DRAGONは訴訟を起こすべきでは?いくら芸能人とはいえ、これはさすがにひどい」などの声が上がっている。

一方で「1つの疑惑、証言があれば捜査を行い、その過程で証拠を見つけるのは当然のこと。確かな証拠がないなら捜査するなというのはおかしい」「麻薬に関する捜査はもっと厳しくするべきだ」「捜査をしなければしないで『証言があるのに』と文句を言うのだろう。警察を批判するのではなく、うその情報提供を厳しく罰するべき」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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