中国・江蘇省常州市の飲食店で客が追い出される騒動があり、物議を醸している。

現地メディアによると、市内のワンタン店で男性が食事をしていたところ、店主の男性と女性店員がテーブルにやってきて「何を入れた？」「あなた前に来た時もそうだったわ。入れすぎなのよ」と文句を言った。男性は注文した料理に調味料を大量に入れていたという。

女性店員が「もうあなたには提供しない。どれだけ入れるのよ」と言えば、店主も「出て行け！俺が店主だ！10元（約200円）だ。払え」と男性を突き飛ばしながら迫った。男性は食事の途中だったが言われるままに代金を支払い店を出た。しかし、店主はその後を追いかけ、さらに暴行を加えたという。

一部始終は店の防犯カメラに映っており、ネットユーザーからは「今まさに酢を入れようとしている私は、震えた」「パクチー入れまくっても殺さないでいてくれる（行きつけの店の）店主に感謝」といった声や、「店主はドケチ。いっぱい入れたからってなんなんだよ」「調味料をたくさん入れたから殴るとは。どういう商売だよ」「こんなの初めて聞いた。こういうケチ臭い店は長くはもたないだろう」「残して無駄にしているわけでもあるまいし。味の好みがあるんだからここまでやることないだろう」といった声が上がった。

一方で、「濃い味が好きだったのだろう。私の友人がそうで、ボトル半分くらい入れる。もっともきちんと食べるから無駄にはならないけど」「ラー油や酢は無料だとはいえ、時々とんでもない人がいる。自分の家で食べるのは自由だが、外では気を使った方がいい」との意見も見られた。

同市公安局は男性から通報を受けたことを明かし、「現在調査中」としている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) December 14, 2023