Record China 2014年8月13日(水) 18時20分
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12日、女性歌手フェイ・ウォンと元夫で俳優リー・ヤーポンが設立したチャリティー団体による寄付金の私的流用疑惑について、中国民政部が「問題点なし」と調査結果を公表した。
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2014年8月12日、女性歌手フェイ・ウォン(王菲)と元夫で俳優リー・ヤーポン(李亜鵬)が設立したチャリティー団体による寄付金の私的流用疑惑について、中国民政部が「問題点なし」と調査結果を公表した。新浪が伝えた。
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中華圏きっての歌姫フェイ・ウォンと、昨年9月に離婚を発表した元夫のリー・ヤーポンが、06年に設立したのがチャリティー団体「嫣然天使基金」。2人の娘が口唇裂症で生まれたことをきっかけに、貧困地区の同症の子どもを救うことを主な目的としている。活動内容や組織は年々拡張し、中国の民間チャリティー団体としてはトップクラスの規模となっている。
離婚後はヤーポンが代表として運営しているが、昨年12月に7000万元(約12億円)の使途不明金があるとの報道が浮上。さらに、人気芸能人たちから寄せられた5500万元(約9億3000万円)を、ヤーポンが私的流用したとのうわさも浮上した。これらの情報はすべて、元新聞記者でコラムニスト、芸能裏情報の発信者でもある著名ブロガーが告発したものだ。
一連の疑惑について、民政部が内部調査を進めていた。12日、新華社の公式サイトが民政部からの結果報告を掲載。2006〜2013年の活動内容を調査したところ、9616人の子どもに手術を行い、さらに北京市内に病院を建設しており、寄付金の用途について「問題点なし」「告発されたような内容は見当たらない」と公表した。
これを受けたリー・ヤーポンも12日、中国版ツイッターでコメントを発表。半年以上にも及ぶ疑惑がやっと晴れたことで、「知らせを聞き、スタッフも抱き合って泣いていた」と記している。(翻訳・編集/Mathilda)
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