大谷翔平のドジャース移籍、野球盛んでない中国のメディアも異例の熱視線

Record China    2023年12月18日(月) 18時0分

拡大

大谷翔平のドジャース移籍に、野球が盛んでない中国のメディアも異例の熱視線を注いでいる。

大谷翔平ドジャース移籍に、野球がそれほど盛んでない中国のメディアも異例の熱視線を注いでいる。

中国メディアの環球時報は18日、「大谷翔平は野球界のジョーダンになると見られている」との記事を掲載。プロスポーツ史上最高額と言われる10年総額7億ドル(約1015億円)の超大型契約を結んだ大谷について、米MLBを長年取材してきたボブ・コスタス氏が「野球というスポーツの中で何でもできる選手である大谷が、フリーエージェント(FA)でドジャースを選んだのは正しい選択だった。大谷は野球界のジョーダンになれる」と語ったことを紹介した。

記事は大谷について、「2021年と23年の2度、アメリカンリーグでMVPに輝いた彼は、投打ともに優れており、このスポーツに多くのファンをもたらした」と紹介。コスタス氏が「野球界全体の向上を考えれば大谷の影響力はジョーダンに匹敵する。ジョーダンがシカゴ・ブルズの象徴であるだけでなくNBA全体の資産であるようなものだ」とし、その資産を最大限に活用するためには、ハリウッドを有するロサンゼルスという街がさまざまなマーケティングを行う上でふさわしいとの認識を示したことを伝えた。

一方で、「ドジャースは当然のことながら、MLBの象徴たる大谷がチームを率いて多くのタイトルを獲得することを望んでおり、大谷自身もチームと共に歴史をつくることを楽しみにしている」と言及。大谷の年俸は200万ドル(約2億9000万円)で残りの約97%は後払いとなる異例の契約を結んだことについて、大谷自身が「ペイロールに柔軟性を持たせられるのであれば、僕は全然後払いでいい」と述べ、チームファーストの姿勢を示したことも併せて伝えている。

大谷のドジャース移籍については、環球時報のほか、中国新聞網や上観新聞、澎湃新聞といった大手メディアもこぞって取り上げており、中にはサッカー界のスターであるクリスティアーノ・ロナウドリオネル・メッシバスケットボール界のスターであるレブロン・ジェームズらと比較する記事もあるなど、注目度の高さがうかがえる。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携